【現役駐在マネージャーが教える】海外出張の持ち物20選・注意点について徹底解説!
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「海外出張へ行く際に、何を持っていけばいいんだろう?」
「余計なものは持って行かず、荷物をなるべくコンパクトにしたい」
「あまり費用をかけたくないけど、機能性も重視したい」
そんな疑問を解決します。
この記事では、欧州ベルギーで営業・企画マネージャーとして毎月飛び回っていた筆者が、海外出張の際に持っていくものを紹介します。
この記事を読めば、海外出張へ行く際に必要なものや機能性の大切さ、注意点などについて知ることができます。
海外出張だけでなく、海外旅行へ行く際にも役に立つと思いますので、ぜひ参考にして下さい 😎
もくじ
海外出張に必ず持っていくもの20選
- スーツケース
- ビジネスバッグ
- パスポートケース
- 手帳
- カードケース
- 名刺入れ
- 小銭入れ
- 筆記用具
- マルチ変換プラグ
- ガーメントケース(スーツ収納)
- 収納ポーチ
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- 電動歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 電動シェーバー
- 整髪料
- ランニングシューズ
- トレーニングウェア
- 医薬品
海外出張、何を持っていけばいいかわからないですよね。
行き先で後悔しないよう、忘れ物なく持っていきたいものです。
私もはじめは何を持って行けば良いかわからず、思いついたものを手あたり次第持っていっていました。
ですが出張を重ねるにつれて、だんだんと本当に必要なものだけを持っていくようにしています。
ここからは私が海外出張の際に必ず持っていくものを紹介します。
スーツケース
まずはスーツケースですが、これは海外出張の際は必ずと言って良いほど必要なものですよね。
スーツケースといってもたくさんありますが、私はリモワ(RIMOWA)一択です。
- 操作性に優れている
- 移動時のストレスが無い
- 軽い
リモワは機能性が他のスーツケースとは抜群に違います。
容量は出張期間により変えていますが、私の場合は1回の出張で2〜4日程度が一般的でしたので、34Lのものをよく使っていました。
正直、この使い勝手の良さを知ってしまうと、他のスーツケースは使えなくなってしまいます。
もちろん1週間〜1ヶ月ほど出張する時もありましたので、その時は大きいサイズの方(84L)を持っていきます。
ビジネスバッグ
次はビジネスバッグです。
ビジネスバッグは基本的に自分にあったものでOKですが、私はTUMIのスリーウェイ・ブリーフ ALPHAを使用しています。
主な特徴
- 手提げ、肩掛け、リュックの3WAY
- PCを入れるポケット
- 折りたたみ傘が入る防水ポケット
TUMIも決して安い買い物ではありませんが、まさに「かゆいところに手が届く」ビジネスバッグです。
正直、使用前は、会社の偉い人がよく持っていたので「おじさん臭い」イメージが強かったのですが、実際に使ってみると本当に使い勝手が良いです。
しかも頑丈な作りになっているので、長年愛用しているビジネスバッグです。
リモワのスーツケースとの相性も良く、バッグとスーツケースの取っ手が合体できるので、そのまま機内へ持ち込むことができます。
パスポートケース
続いてパスポートケースです。
海外出張が多いとパスポートを頻繁に使うため、だんだんとパスポートが傷んできます。
冒頭の通り私は毎月海外出張をしていたため、パスポートもスタンプを押すページが無くなり、増面していました。
表紙も擦れて破れかかっていたり糸もほつれていたので、さすがにこれはまずいと思ってパスポートケースを使用するようになりました。
パスポートケースは必須ではありませんが、出張が多い方はあると便利でしょう。
中にポケットがついてるものであれば、クレジットカードやマイレージカード、名刺などを入れておくことができます。
手帳
上下は実際に私が愛用している手帳の写真です。
手帳は営業の必須アイテムなので、丈夫でなるべく機能性のあるもの、そして予定やメモが取りやすいものを長年試した結果、モンブランの手帳が一番使いやすいです。
中には大きいポケットと小さいポケットがついており、大きい方はメモなどをはさみ、小さい方には予備の名刺を常に入れています。
毎年カレンダーとメモ帳をリフィルし、長年愛用しています。
モンブランのボールペンとお揃いで持っていると、それだけでワンランク上の営業マンになれた気がしますよね。
残念ながらこの手帳は販売終了しているため、もし購入したい方は中古を探してみて下さい。
カードケース
欧州ではクレジットカードが主流です。
そのため財布はできるだけコンパクトに、お札はほとんど持たず、小銭入れと分けて持っています。
- 海外の免許証
- ID(外国人登録証明書)
- クレジットカード2枚(会社が違うもの)
紛失や盗難など予期せぬトラブルを想定し、カードも本当に必要な2枚だけにしています。
出張先で使えない時のために、VISAとAMEXなどクレジット会社が違うものを2枚持っていきようにしましょう。
ポケットからいつでも取り出しやすいよう、なるべく小さく・薄いものを使用すると良いでしょう。
名刺入れ
名刺入れも必須アイテムです。
いつ・どこで名刺交換のタイミングがやってくるかわかりませんので、常に10枚以上はストックしています。
パスポートケース、カードケースなどとバラバラに持っていると紛失の恐れがありますので、収納ポーチに入れて持ち運ぶか、すべてが一つに入るようなマルチ機能のケースにすると良いでしょう。
小銭入れ
欧州では公共のトイレは有料です。
トイレの前に人がいて支払うか、自動改札機に小銭を入れて中へ入ります。
そのため小銭入れを持ち歩くのが必須です。
欧州に出張される方は、小銭入れを持っておくと便利です。
筆記用具
筆記用具は基本的に何でも大丈夫ですが、私の場合は取引先の重役とサインを交わすこともあったため、モンブランのボールペンを持ち歩いていました。
取引先の方にサインを頂く際に安物のボールペンではなく、ちゃんとしたものでサインをしてもらう方が信頼感がありますよね。
すべての人にあてはまるわけではなく、決して安い買い物ではありませんが、役員の方や営業職の方は一本持っておくと良いでしょう。
マルチ変換プラグ
マルチ変換プラグは海外出張・海外旅行の必須アイテムです。
日本・アメリカのコンセントはAタイプですが、欧州ではSEかCタイプとなっており、さらにイギリスではBFタイプと特殊になっているので、マルチの変換プラグは必須です。
特におすすめなのが、コンセントだけでなくUSBがいくつかついたものです。
他のものより少しゴツいですが、これが一つあればパソコンを充電しながら携帯・iPad・イヤホンなども一つの差し込み口で完結できます。
ガーメントケース(スーツ収納)
海外出張でスーツを持ち運ぶ際、うまくたためなかったり他の荷物とかさばったりしてシワになってしまうことがよくありますよね。
そんな時にガーメントケースがあれば、スーツ持ち運びの悩みを一発で解消できます。
ガーメントケースにもいくつか種類がありますが、私が愛用しているのはハンガータイプのものです。
これはいったんスーツをハンガーにかけ、その後でハンガーをコンパクトなサイズにポキっと曲げて、きれいにたたむことができます。
なかなかイメージがつきづらいと思うので、興味がある方は以下の商品を参考にしてみて下さい。
収納ポーチ
海外出張する際に一番役に立つのがこの収納ポーチです。
- パスポート・財布・名刺入れ
- 充電器・ケーブル類
- タブレット類
- シャツ
- 下着類
- エチケット類
など、すべてのものを収納ポーチに入れてスーツケースに収容しています。
正直、ポーチに入っていないものはカップ麺やおつまみくらいです。(それすら袋に入れてるかも・・・)
収納ポーチを使えば何がどこに入っているか一目でわかりますし、出張先で洗濯物をしまう時にも分別できます。
収納ポーチは何も入れないものを1つ2つ多く持っていくぐらいがちょうど良いでしょう。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーも必須のアイテムです。
たとえ出発時にすべての電子機器類がフル充電だったとしても、いつどこでトラブルに見舞われるかわかりません。
飛行機が飛ばなくなって、空港で一晩を過ごさなければならないなど、トラブルの際に充電がなくなってしまっては家にも帰れなくなってしまいます。
短期間の出張であっても、モバイルバッテリーは必ず持っていくようにしましょう。
イヤホン
コロナ以降、今ではリモート会議が主流となりました。
出張先での日本との会議、ホテルや空港で会議をしなければならない時もあるでしょう。
また仕事をしているときだけでなく、飛行機などの移動時にもイヤホンは必需品となっています。
マイク機能がついているものであれば、ヘッドセットや有線タイプを持っていかなくても会議ができますのでおすすめです。
イヤホンはなるべくコンパクトなものを選ぶようにしましょう。
電動歯ブラシ
海外で生活する際、歯を健康に保つことはとても重要です。
これは私の経験から、普通の歯ブラシではなく電動のものを使用するようにしています。
出張時などに予期せぬ歯痛に襲われてしまうと、仕事どころではなくなってしまいます。
糸ようじと合わせて、出張の際は必ず持っていくようにしています。
歯磨き粉
電動ブラシと合わせて、歯磨き粉も必ず持っていきます。
海外のホテルは5つ星クラスでないと歯ブラシがないため、歯ブラシと歯磨き粉はセットで持っていくようにしましょう。
歯磨き粉は現地でも調達可能ですが、個人的には日本のものが好きなので、日本へ一時帰国した際にまとめ買いしています。
電動シェーバー
こちらは男性のみになりますが、電動シェーバーも持っていきます。
私はヒゲを生やしていますので、ツルツルに剃るのではなく、ヒゲをかっこよく見せる「トリミング」用として持っていきます。
整髪料
海外出張では必要最低限のもので行きたいところですが、身だしなみは整えるようにしましょう。
私の場合は、ワックスも日本のお気に入りのものを持っていくようにしています。
ただし荷物を機内持ち込みする場合は、ジェル等を含む液体類は100ml以下に制限されています。
ですので小さな容器に移し替えて、透明のビニール袋に入れて持っていくようにしましょう。
ランニングシューズ
海外出張では食事会や接待なども多く、どうしても運動不足になりがちです。
私は普段からランニングをしているので、なるべくそのルーティンを守って、出張時も朝は近くをランニングしたり、ウォーキングするようにしています。
もちろん治安などの安全面もありますので、外に出ない方がいい場合は、ジムがあるホテルでランニングマシンを予約して利用するようにしています。
トレーニングウェア
ランニングシューズと同様に、トレーニングウェアも必ず持っていきます。
ウェアはなるべく軽く、そして乾きやすいものにしています。
長期間の出張でウェアを何枚も持っていくのもかさばってしまいますので、部屋で洗濯して乾きやすいものを持っていくようにしています。
医薬品
海外出張する際は医薬品も重要です。
- 頭痛薬
- 胃薬
- 酔い止め
- 下痢止め
- 絆創膏
など、普段使っているものを数日分、収納ポーチに入れて持ち運ぶようにしています。
海外の薬は日本とは効き目が違っていたり、副作用が強い時もありますので、日本で慣れたものを持っていくようにしましょう。
ピリケースに入れて持ち運べば、バラバラにならず探す手間も省けますので便利です。
値段よりも機能性を重視しよう
私が海外出張用のアイテムを選ぶときに重視しているのは、「機能性」です。
もちろん機能性を重視せず、安さ重視のものもありますが、出張時に壊れてしまったり動かなくなってしまうと、思わぬところで時間がかかってしまいます。
例えばスーツケースの場合、赴任当初は私も安いものを使用していましたが、出張回数が増えていき車輪が壊れて外れてしまった時があります。
また鍵の部分が破損して開かなくなったり、ケースが割れて中身が出てしまったりといった経験もあります。
車輪が外れてしまうと、コロコロと引いて運ぶことができず、何時間もスーツケースを持って運ばなければならないため、疲れとストレスが溜まってしまいます。
また、どこに何が入っているかが一目でわかると、それだけで時間短縮になります。
トラブル防止や効率よく仕事ができるように、頑丈で機能性の高いものを利用するようにしましょう。
海外出張する際の注意点
- 出張する国の情報を調べる
- 万が一忘れた場合のことを考えておく
- トラブルに遭遇した場合の対処法
海外出張へ行く際は、その国の情報を事前に調べておくようにしましょう。
例えば前述したコンセントのタイプなどがいい例です。国によってコンセントタイプが違うため、間違った変換プラグを持って行くと使うことができません。
また、もし万が一忘れてしまった場合に現地で調達できるか、他の人から借りられるかも考えておくと良いでしょう。
トラブルに遭遇してしまった場合も、同行する日本人もしくは同僚に助けを求める、会社へ連絡するなど、事前に構えておくことでトラブルに対する不安を抑えることができます。
まとめ
今回は欧州で海外営業マネージャーを6年経験した私が、海外出張時に必ず持っていくもの20アイテムについて紹介しました。
海外出張の回数を重ねていくたびに、これが必要だった、これは持っていかなくても良かった、といった経験を重ねて、上記の20アイテムに行き着いています。
この記事が皆さんの海外出張や旅行へ行く際のお役に立てたら嬉しいです。
以下で海外へ行く際のWifiレンタルサービスについても紹介していますので、もし良かったら参考にして下さい。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
Have a nice business trip!
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