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【元欧州駐在員が教える】海外赴任でおすすめのクレジットカード11選・選び方について解説!

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「海外赴任でクレジットカードは必要なの?」

「海外赴任でおすすめのクレジットカードはある?」

「海外駐在でクレジットカードを選ぶ際のポイントは?」

この記事では、海外赴任や生活におすすめのクレジットカード、選び方やポイントなどについて解説します。

結論、海外で生活するにあたり、クレジットカードは必須のアイテムです。

海外へ渡航してからだとクレジットカードを発行するのが難しくなるため、日本にいる間にクレジットカードを作っておくことをおすすめします。

これから海外赴任・駐在を予定している方、海外生活中の方、海外出張・旅行を予定している方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください 😉

もくじ

海外赴任でおすすめのクレジットカード11選

  • エポスカード
  • 三井住友カード
  • 楽天カード/楽天プレミアムカード
  • JCBカード/JCBゴールドカード
  • セゾンカードインターナショナル
  • SAISON CARD Digital
  • JAL USA CARD
  • ANA CARD U.S.A
  • 三井住友銀嶺カード

海外生活では、国際的な利用ができるクレジットカードが便利です。

ここからは、海外で利用する上でおすすめのクレジットカードを紹介します。

エポスカード

引用:エポスカード

申込み対象 18歳以上(高校生除く)
年会費 無料
国際ブランド VISA
ポイント エポスポイント
還元率 0.5%

ポイント

  • 年会費が永年無料
  • 即日発行が可能
  • 90日間の海外旅行保険が自動付帯


エポスカードの特徴は年会費無料で90日間の海外旅行保険がついてくる点です。

海外旅行保険についてあまり重要視していない方も多いですが、出張や旅行などで海外へ行く際にはつけておいた方がいいです。

私自身も過去にドイツで車上荒らし被害に遭い、車の中に置いてあった荷物を盗まれてしまった事がありますが、保険が適用されて助かった経験があります。

また、最高500万円までの海外旅行保険や不正利用に対する補償、24時間日本語サポートなどのサービスがあるのも魅力です。

無料で作成できるので、1枚作って持っておくと安心できるクレジットカードです。

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楽天カード/楽天プレミアムカード

引用:楽天カード

年会費 一般:永年無料
プレミアム:11,000円
カード発行 一般:最短即日発行
プレミアム:最短1週間
還元率 一般:1%
プレミアム:1%〜5%
国際ブランド VISA、マスターカード、JCB、AMEX

楽天カードは、楽天グループの特典やポイントが豊富なクレジットカードです。

ポイントが溜まりやすいので、買い物などの日常使いにおすすめのカードです。

VISAやマスターカードだけでなくJCBやアメリカン・エクスプレスも選べるため、決済ブランドのリスク分散もすることができます。

また楽天プレミアムカードの場合は、海外の空港ラウンジを年に2回、無料で利用することができます。

海外旅行傷害保険も付帯しており、海外での旅行や出張時にも安心して利用できるクレジットカードです。

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三井住友カード(NL)

引用:三井住友カード(NL)

申込み対象 18歳以上(高校生除く)
年会費 無料
国際ブランド VISA、マスターカード
ポイント Vポイント
還元率 0.5%〜

ポイント

  • 年会費が永年無料
  • カード利用でVポイントが貯まる
  • 最高2,000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)は、表面にカード番号のないデザインが人気のクレジットカードです。(NL=ナンバーレス)

海外赴任先での生活をサポートする海外生活ヘルプデスク(年会費1,650円〜8,250円)があり、更新カードや利用明細書を海外の住所に送付することができます。

また24時間365日の不正利用チェックなど、セキュリティサービスも充実しています。

入会金・年会費無料で、海外旅行傷害保険も最高2,000万円まで補償されます。

セキュリティとサービスの充実しており、海外での生活や旅行に安心感を与えてくれるクレジットカードです。

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JCBカード/JCBゴールドカード

引用:JCBカード

申込み対象 一般:18歳以上(高校生除く)
ゴールド:20歳以上
年会費 初年度年会費無料
一般:1,375円
ゴールド:11,000円
国際ブランド JCB
カード発行 最短翌日発行
海外旅行保険 最高3,000万円の海外旅行傷害保険が付帯

ポイント

  • コスパとステータスの両立
  • 海外赴任のメインとしておすすめ
  • 国内の主要空港とハワイのラウンジが無料

JCBカードは、世界中の加盟店で利用できる国際ブランドのクレジットカードです。

一般カードの年会費は1,375円と安く、Webから申し込むと初年度の年会費が無料になります。

またゴールドカードでは、国内45の空港とハワイの空港ラウンジを無料で使用することができます。

フライト前にゆったりと過ごすことができるため、出張や旅行へ頻繁に出かける方におすすめのカードです。

海外旅行保険も最高3,000万円まで補償があるので、万が一の際にも安心のカードです。

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セゾンカードインターナショナル

引用:セゾンカードインターナショナル

申込み対象 18歳以上(高校生除く)
年会費 無料
国際ブランド VISA、マスターカード、JCB
カード発行 最短翌日発行
ポイント 永久不滅ポイント

ポイント

  • 年会費が永年無料
  • ポイントが永久不滅で失効しない
  • オンライン・プロテクションで不正使用を補償

セゾンカードインターナショナルは年会費無料のクレジットカードです。

有効期限が無期限の永久不滅ポイントが貯まる・使えるため、期限を気にすることなく使えるのがメリットです。

また、航空券やホテル・レストランなどの予約代行、トラブル時の各種手配などをしてくれるサービス海外アシスタンスデスクがあります。

通話料0円でいつでも問い合わせできるため、海外でも心強いクレジットカードです。

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SAISON CARD Digital

引用:SAISON CARD Digital

申込み対象 18歳以上(高校生除く)
年会費 無料
国際ブランド VISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エクスプレス
カード発行 最短5分発行
ポイント 永久不滅ポイント

ポイント

  • スマホでタッチ決済・データ確認ができる
  • 表にも裏にもカード番号がない完全ナンバーレス
  • 年会費が永年無料



SAISON CARD Digitalはセゾンカードインターナショナルと同じクレディセゾンが発行しているクレジットカードです。

スマートフォンで簡単にタッチ決済ができ、利用状況もすべてデータで管理できるのがメリットです。

また、カードの表にも裏にもカード番号が書いていないため、他人からカード番号を見られる心配がないのが安心です。

海外アシスタンスも同様に付帯しているため、海外での生活サポートに役立ってくれるクレジットカードです。

\スマホでタッチ決済!/
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JAL USA CARD

引用:JAL USA CARD

申込み対象 18際以上、アメリカ在住もしくは90日以内に赴任予定
年会費 20ドルまたは70ドル
国際ブランド マスターカード
ポイント JALマイル
ポイント還元率 2ドル1マイル、1ドル1マイル

JAL USA CARDは、アメリカへ赴任する方におすすめのクレジットカードです。

2つのプランがあり、年会費20ドルのベーシックリワードは2ドルで1マイル、年会費70ドルのプレミアムリワードは1ドルで1マイルが貯まります。

さらに、JALグループ便の搭乗で区間マイルの10%や初搭乗ボーナスマイルも獲得できます。

アメリカ赴任でマイルを効率的に貯めたい人に最適なカードです。

ただし、申し込みからカード発行まで約1ヶ月ほどかかるので、早めに発行するようにしましょう。


JAL USA CARD 公式サイト

ANA CARD U.S.A

引用:ANA CARD U.S.A

申込み対象 18際以上、アメリカ在住もしくは90日以内に赴任予定
年会費 70ドル
国際ブランド VISA
ポイント ANAマイル
ポイント還元率 1ドル1マイル

ANA CARD U.S.Aは、アメリカ赴任でANA便を利用する機会がある方におすすめのクレジットカードです。

年会費は70ドルで、クレジットカード利用で1ドルにつき1マイルが貯まります。

JAL USA CARDと同様、渡米90日前より日本から申し込み可能です。

また、申し込みから受け取りまでの期間は3〜6週間なので、早めに申し込むようにしましょう。


ANA CARD U.S.A 公式サイト

三井住友銀聯カード

引用:三井住友銀聯カード

申込み対象 18歳以上(高校生を除く)
年会費 無料
国際ブランド Unionpay(銀聯)
ポイント Vポイント
ポイント還元率 0.5%

中国への赴任者におすすめのクレジットカードは三井住友銀聯カードです。

国際ブランドのUnionpay(銀聯=ぎんれん)のシェア率は中国でトップであり、加盟店数もVISAやマスターカードよりも多いため、さまざまな場所で利用することができます。

三井住友銀聯カードは年会費無料で、中国への旅行や出張に便利なショッピング専用カードです。

サービスも充実しており、日本語での照会受付や中国国内加盟店への説明サービスがあります。

銀聯は中国赴任者には必須のカードと言えるでしょう。


三井住友銀聯カード 公式サイト

クレジットカードを選ぶ際の4つのポイント

海外赴任時にクレジットカードを選ぶ際の4つのポイントについて解説します。

  • カードは国際ブランドのものを選ぼう
  • 海外旅行保険やマイルなどの付帯サービスが充実しているか
  • 年会費が自分に適しているか
  • 海外キャッシングができるか

カードは国際ブランドのものを選ぼう

せっかくクレジットカードを作ったとしても、いざ海外で使おうと思ったら使えない・・・なんてことにならないよう、国際ブランドのクレジットカードを選ぶ必要があります。

代表的な国際ブランドでおすすめなのはVISAとマスターカードです。VISAとマスターカードは世界中に加盟店があるため、ほとんどの場所で利用することができます。

JCBやAmerican Expressもありますが、VISAやAMEXと比べると加盟店数が少なくなるため、こちらはサブとして持っておくと良いでしょう。

海外旅行保険やマイルなどの付帯サービスが充実しているか

海外赴任中には、付帯サービスが充実しているクレジットカードを選ぶことがおすすめです。

  • 海外旅行保険
  • マイルがたまる
  • 空港ラウンジが無料で利用できる
  • ホテルなどの利用がお得になる

これらのサービスは、海外生活や旅行中の安心感・快適さを提供してくれます。

また、マイルやポイントの貯まるカードを選ぶことで、将来の旅行や特典の利用にも役立てることができるのでおすすめです。

年会費が自分に適しているか

クレジットカードによっては年会費がかかるものもあります。

年会費はカードによって異なるため、自身の予算や使い方に合わせて選ぶことが重要です。

年会費が高いカードは特典やサービスが充実していますが、国内向けの特典やサービスが充実していても意味がありません。

海外保険や空港のラウンジ・ホテルなどで特典やサービスが受けられるカードを選ぶようにしましょう。

海外キャッシングができるか

海外キャッシングは、海外のATMで現地通貨を引き出すことができる便利な機能です。

海外での緊急時や現金が必要な場合には、海外キャッシングの機能があるクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

海外赴任前にしておくべきクレジットカードの3つの手続き

海外赴任前には、クレジットカードに関するいくつかの手続きを行うことが重要です。

  • クレジットカードに登録している住所を変更
  • 有効期限が近いカードは更新手続きをする
  • カード利用明細はWEB明細に変更しておく

ここからは、海外赴任前にしておくべきクレジットカードの4つの手続きについて詳しく解説します。

クレジットカードに登録している住所を変更

海外赴任で家族全員が引っ越してしまうと、クレジットカード会社からの郵送物が届かなくなってしまいます。

ですので、実家など国内の他の住所で郵送物が受け取れるよう、住所変更をするようにしましょう。

もしどうしても国内の郵送先がない場合は、ヘルプデスクなどに問い合わせをし、海外赴任先の住所へ郵送が可能か問い合わせてみてください。

有効期限の近いクレジットカードは更新手続きをしておく

クレジットカードの受け取りは本人しかできないため、海外赴任中にクレジットカードの有効期限が切れてしまうと受け取りが困難になります。

そのため有効期限の近いカードについては、更新手続きを行う必要があります。

クレジットカード会社から新しいカードが送られてくる場合もありますが、念のために有効期限を確認し、更新手続きが必要な場合は早めに行いましょう。

更新手続きの方法や期限については、カード会社の通知や公式ウェブサイトを確認してください。

カード利用明細はWEB明細に変更しておく

海外赴任中は、紙の利用明細書を受け取ることが難しくなるため、利用明細をWEB明細に変更することをおすすめします。

WEB明細はクレジットカード会社のウェブサイト上で確認できるため便利です。

もし紙での利用明細を利用している場合は、渡航前にWEB明細への切り替え手続きを行うようにしましょう。

クレジットカードを作る際の注意点

海外赴任時にクレジットカードを作る際には、以下の点に注意するようにしましょう。

  • 海外でクレジットカードを作るのは困難
  • クレジットカードは早めに準備しておく
  • クレジットカードは複数準備しておく

海外でクレジットカードを作るのは困難

海外赴任後にクレジットカードを作成すること自体は一定の条件を満たせば可能ですが、海外まで郵送してくれるクレジットカード会社はほとんどありません。

またクレジットカードに申し込むと、カード会社は過去に支払いの遅滞や規約違反などないかといった取引履歴(クレヒス=クレジットヒストリー)を確認します。

これは海外へ行っても確認されますが、日本と海外ではクレヒスを別で管理しているため、日本でたくさんクレジットカードを遅滞や規約違反なく使っていたとしても、海外のクレヒスには記録が残りません。

このため、クレジットカードは日本にいる間に作っておくことをおすすめします。

クレジットカードは早めに準備しておく

クレジットカードによっては申し込みから1ヶ月ほどかかるものもあります。

せっかく申し込んだのに、フライトまでに間に合わない・・・となってしまっては意味がなくなってしまいます。

手続きや審査には時間がかかる場合がありますので、余裕を持ったスケジュールで進めるようにしましょう。

クレジットカードは複数準備しておく

海外でショッピングやサービスを受けた際に、クレジットカードが使えなかったり、利用が制限されている場合もあります。

また、クレジットカードを紛失したり盗難されたりした場合に、複数のクレジットカードを持っていると、それぞれのカードで補償を受けることができます。

海外で生活する際には、クレジットカードを複数枚準備することをおすすめします。

海外赴任に向けたクレジットカード選びでよくある質問

ここからはクレジットカード選びでよくある質問について紹介します。

Q1: いま持っているクレジットカードは海外でも使える?

A1: VISAやマスターカードなど、国際ブランドのクレジットカードであれば、基本的に海外のどこでも利用できます。

上記以外のカードをお持ちの場合は、一部の地域や店舗では利用できない可能性がありますので、VISAかマスターカードは1枚持っておいた方が良いでしょう。

Q2: クレジットカードは何枚持っておくべき?

A2: 2枚以上のクレジットカードを持つことをおすすめします。

  • カードの不具合や紛失時の予備として利用できる
  • 付帯サービスや特典が異なるため、メリットを最大限に活用できる
  • カードが不正利用された場合でも、別のカードで支払いができる

上記のような理由があります。

したがってクレジットカードは最低2枚、それぞれ別のブランドを持つようにしましょう。

Q3: デビットカードっておすすめなの?

A3: デビットカードは自分の預金口座から直接支払いが行われるカードです。

海外赴任においても一部の地域や店舗で利用可能ですが、クレジットカードに比べて保険や特典などの付帯サービスが限られることがあります。

また、デビットカードの不正利用のリスクにも注意が必要です。海外赴任先の状況や自身のニーズに合わせて判断することが重要です。

まとめ

今回は海外赴任に向けたクレジットカード選び方やポイント、注意点などについて解説しました。

クレジットカードは信頼性のある国際ブランドのカードを選び、付帯サービスについても確認するようにしましょう。

もしカード選びに迷ったら、以下の3つであれば安心です。

また複数のカードを持つことで、万が一のためにリスクを分散したり、二重で補償を受けることができます。

カードの審査には時間がかかることがあるので、準備は早めに行いましょう。

この記事が、少しでも皆さんの役に立てればうれしいです。

クレジットカードを持つことで、安心でより良い海外での生活が送れることを願っています。