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【たった3つの英語学習方法】現役駐在員が海外赴任する前に実施したこと

英語学習法

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これから海外赴任を予定している方や、将来的に海外での生活を考えている方で、英語を話せるようになるためにはどうすればいいか・・・と悩んでいる方は多いです。

私もかつては英語が得意だった訳ではなく、海外に友人がいるわけでもありませんでした。

この記事では欧州で法人マネージャーを6年務めていた私が、海外赴任前に実践していた3つの学習方法について紹介します。

もし英語学習方法について悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみて下さい 😎

もくじ

ではさっそく見ていきましょう。

3回チャレンジ法でTOEICを攻略

3回チャレンジ法とは、同じ問題集を3回くり返し解くことでTOEICの問題の傾向や単語力、文章読解のレベルを上げていく方法です。

海外赴任をするための基準として、TOEICスコアが**点以上と基準を設けている企業は多いです。

正直、TOEICの点数はそこまで高くなくても海外で現地人と仕事のやり取りや会話をすることは可能です。

しかし、もしあなたの会社が海外赴任するためのボーダーラインとしてTOEICスコアの基準を設けているのであれば、下記の学習方法を参考にしてみて下さい。

3回チャレンジ方のやり方

  • 1回目:本番と同じ時間で問題を解く
  • 2回目:時間制限なしで同じ問題をもう一度解く
  • 1・2回目で間違えた問題を回答・解説を見て復習する
  • 3回目:本番と同じ時間で問題を解く

一見、とても地味に見えるかもしれませんが、この方法はTOEICのスコアアップに効果があります。

1回目

1回目はTOEIC L&Rの本番通り、リスニング45分・リーディング75分の合計120分の時間内で問題を解くようにしましょう。

時間制限があるため、ほとんどの方は最後の問題までたどり着けないでしょう。

でも気にしないでください。ここで大事なのは時間配分とどれぐらいのスピードで問題を解いていかなければならないか、感覚をつかむことです。

1回目が終わったら答え合わせはまだせず、2回目へと進むようにしましょう。

2回目

2回目では時間制限をはずして、今度は同じ問題をもう一度じっくりと考えながら解いていきます。

回答が終わったら答え合わせをして、そこで獲得できた点数があなたのTOEICスコアの「限界点」です。

2回目までの点数を控えたら、ようやく回答と解説を見て復習を進めていきます。

  • なぜ自分は間違ったのか
  • どこのパートが弱いのか
  • 単語力が無かったならノートに書き留める
  • 発音が聞き取れなかったら繰り返し聞いてみる

など、徹底的に復習して、次に同じ問題が出たらもう間違えないぞ!というレベルまで繰り返しましょう。

3回目

3回目まで来ると、ある程度問題と答えを覚えてしまっているものも出てきます。

そういった問題はささっと回答をマークして、文章問題への時間をどんどん確保するようにしましょう。

TOEICではいかにパート7の文章問題に時間を確保できるかがキーになります。

もし時間内に全ての回答を終えて、見直しができるレベルまで来たら、あなたのTOEICスコアは飛躍的にアップしているはずです。

問題集は公式問題集がおすすめ

3回チャレンジ法を実践する問題集は公式問題集が一番オススメです。

TOEICテストを開発しているETSが製作しており、本番と同じクオリティの問題を2回分(400問)収録しています。

1冊目の公式問題集を3回×2回分チャレンジし、効果を確認できたら次の問題集へと繋げていくようにしましょう。

私の経験談

私が勤めている会社でも海外出向を希望している社員がたくさんいますが、誰でも行けるわけではありません。

仕事ができるのはもちろんですが、欧米系の海外拠点に出向するためにはTOEIC点数が650点以上というボーダーラインが存在していました。

当時の私のTOEICスコアは450点程度でしたが、この3回チャレンジ法で一気に800点近くまで上げることができました。

繰り返し問題集を解くことで、確実にスコアを伸ばすことができますので、ぜひ試してみて下さい。

シャドーイングで発音をマスター

シャドーイングとは、英語の音声が流れた後、即座に真似しながら追いかけて話す学習方法です。

まるで影のように言葉を追いかけるので、「影」を意味するシャドーイングと言います。

発音・スピーキングだけでなくリスニングにも効果があるので、おすすめの学習方法です。


TOEICで点数が上がってきたた頃、少しずつ海外拠点の現地人スタッフとのやりとりも増えてきました。

ですがまだ会話も日常レベルで発音も悪く、ゆっくりとしか話せなかったので、何とかして流暢に話せるレベルにするには?と思って始めたのがシャドーイングでした。

シャドーイングにより少しずつ話すスピードと発音も改善されていき、完璧とはいかないまでも現地人と普通に会話やプレゼンテーションができるレベルには到達できていると思います。

英語の歌を聴きながらシャドーイング

私が実践したシャドーイング方法は教材を使ったシャドーイングと、もう一つ歌を使ったシャドーイングでした。英語の発音を鍛えるのにはこちらの方が効果があったのかもしれません。

やり方は簡単です。自分の好きな海外アーティストの曲をダウンロードして、歌を聴きながらシャドーイングするだけです。

車の中でもできるのでオススメです。

ただし、ここで大切なのは、発音もしっかり真似ることです。

わからない箇所は歌詞を見て、シャドーイングを繰り返していきます。

また同時に英語の歌詞がどういう意味なのか調べていくと、歌詞に込められた意図なども分かり、理解が深まります。

歌詞やフレーズを覚えておくと、海外で英語を話す際に「このフレーズは使えるかも、、、」と思える瞬間が来ます。もしその時が来たら、ぜひ迷わず使ってみて下さいね。

シャドーイングに関しては以下の記事でも解説していますので、よかったら参考にしてください。

脳内トレーニングで一人英会話

脳内トレーニングとは、主に海外の人と会話する前に、自分の頭の中で英会話のシミュレーションをすることです。

  • 空港に着いた時、目的は何か、何日間滞在するのか・・・
  • 現地のオフィスで挨拶するときに何を話そうか・・・
  • 取引先に英語でプレゼンをしなければならない・・・

など、実際の場面を思い浮かべながら頭の中で一人二役で英会話を進めていきます

個人的にはものすごく有効で、私はよくプレゼンをする前に頭の中で一人英会話をしていました。

人の前でプレゼンをするのは日本語でも大変ですが、それを英語でやるとなるとさらにハードルが上がります。

カンペを準備してもいいですが、どうしても棒読みになってしまい、目線が下を向いたり味気ない印象を与えてしまいます。

私はよく前日の会社帰りに車の中でプレゼンの資料を思い浮かべながら、

「皆さんこんにちは。今日は***について報告したいと思います。では本日のアジェンダですが・・・」

といった感じで、一人英会話を進めていきます。

そうすると不思議なもので、実際の会議も意外と自分の思った通りに結構進められるものです。

もし言葉が途中で出てこなかったり、回答に困ったら他の人に話を振ったり助けを求めたりして進めていくと、会話がずっと進みコミュニケーションに弾みが出ると思います。

この方法を何度も繰り返すことで、今では英語のプレゼンも、現地人との商談もまったく怖くないレベルまで到達することができましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

まとめ


英語が得意ではなかった私が、海外へ行き現地人に対してプレゼン・会議で司会進行し、取引先と交渉をするまでに成長することができたベースとなっているのが、上記3つの英語学習方法です。

文法は間違っていても問題ありません。

間違ったらどうしよう、、、と悩むぐらいなら、一度間違って指摘してもらった方がスッキリします。おじけることなく自分の意志をしっかり伝えるようにしましょう。

この記事を読んで少しでも参考になった方がいらっしゃれば、とても嬉しいです。

もし日本にいる間に英語でアウトプットをしたい方・準備しておきたい方には、オンライン英会話をおすすめします。

そうすることでより早く英語が身につき、現地へ行った際にもすぐに英語を使うことができます。

以下でおすすめのオンライン英会話スクールを紹介していますので、もし興味がある方は参考にしてみて下さい。