【海外で働くには?】現役駐在員が必要なスキル・方法、メリット・デメリットを解説!
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海外で働いてみたいけど、本当にやっていけるかどうか不安・・・
海外で働くには、どれくらいの英語力が必要なのか・・・
海外で働くために、どんなことを準備すればいいんだろう・・・
海外で働くことに対して多くの人が魅力を感じているものの、現地の言語や文化、必要な手続きや生活などについて不安を感じている方は多いです。
しかし、海外で働くことで更なるキャリアアップを目指すことがができ、今後の人生において大きなプラスとなる可能性があることも事実です。
この記事では、自身も転職を通してキャリアアップし、欧州で海外駐在員として営業マネージャーを経験した筆者が、海外で働くメリット・デメリット、必要な準備や働きやすい職種、おすすめ求人エージェントなどを紹介します。
将来的に海外で働くことに興味を持っている方、海外での転職を考えている方はぜひ参考にして下さい 😉
もくじ
- 海外で働きたい日本人が増えている
- 海外で働くメリット
- 海外で働くデメリット
- 海外で働くのに向いている人
- 海外で働くのに向いていない人
- 海外で働くための方法
- 海外で働く国選びのポイント
- 年収や語学力などの目安は?
- 海外で働きやすい職種
- 海外で働く際のおすすめ求人エージェント3選
- まとめ
海外で働きたい日本人が増えている
近年ではグローバル化が進み、海外で働くことに魅力を感じている日本人が増えてきています。
特に、若い世代やビジネスパーソンの間で海外で働くことへの関心が高まっており、アジアやヨーロッパ・アメリカなど、さまざまな地域でキャリアアップのチャンスが広がっています。
また、日本では限られた市場しかない業界であったとしても、海外では市場が広がっていたりと、新しいビジネスチャンスを掴むことができる可能性もあります。
なぜ海外で働きたいと思うのか?
- 語学力を磨きたい
- グローバルビジネスを経験を積みたい
- 新しい文化を知りたい
- 国際的な人脈を築きたい
- キャリアアップを図りたい
海外で働くことで、新しい文化や言語を学ぶことができます。
また、世界の企業がグローバル市場でどのようにビジネスを展開しているかを知ることができ、多様なビジネス経験を積むことができます。
海外で働くことで自己成長を促すことができ、日本で働くよりもキャリアアップするチャンスが増えるでしょう。
海外で働くメリット
- 語学力が上がる
- 海外のビジネス手法が学べる
- いろいろな場所へ旅行できる
- 異文化を体験できる
- 日本の常識や枠から離れられる
語学力が上がる
海外で働くことで最も大きなメリットのひとつは、語学力が上がることです。
日常生活やビジネスの場で英語を使う機会が増えるため、英語力が向上します。
また英語が母国語ではない国で働く場合は、現地の言語を学ぶことで多言語に対応できる力が身につきます。
語学力が向上することは、将来のキャリアにおいて大きなアドバンテージとなるでしょう。
海外のビジネス手法が学べる
異なるビジネス文化や手法を学ぶことも海外で働くことのメリットです。
世界には日本にはない独自のビジネス文化やアイデアが存在しており、それらを学ぶことは、自身のビジネススキルの向上につながります。
グローバル企業や現地企業でのビジネス経験があることは、今後のキャリアにも大きなプラスになります。
いろいろな場所へ旅行できる
海外で生活するのであれば、ぜひ休暇や休日を利用して旅行へ出かけることをおすすめします。
- 自分自身の視野が広がる
- 異なる文化や風習を体験することができる
- 新しい出会いや交流が生まれる
毎日が海外旅行のような気分を味わうことができるのは、海外で生活する大きなメリットと言えるでしょう。
異文化を体験できる
海外で生活する・働くことにより、異なる文化を身をもって体験することができます。
- グローバルな視点を持つこともできるようになる
- 人間関係やコミュニケーション能力が向上する
- 柔軟性や寛容性が身につく
自分が持つ常識や枠組みを超えた、新しい価値観や考え方を学ぶことにより、上記などの経験を得ることができます。
国際化が進む現代社会においてグローバル人材が求められており、海外での仕事経験は将来的なキャリアアップやビジネス展開において大きな強みとなります。
日本の常識や枠から離れられる
新しい環境での仕事や生活は、新たな発見やチャレンジが満載です。
日本固有の常識や枠組みから離れ、日本にはない文化や習慣を体験することで視野が広がり、人生観が変わることもあります。
また、国外で働くことで、海外で働く人々との交流を通じて、自分自身の価値観や観点を見つめ直すことができます。
日本とは違った視点で働いてみたいという方は、海外で働くことにチャレンジしてみることをおすすめします。
海外で働くデメリット
- 文化や言葉の違いによるストレス
- 仕事とプライベートのバランス調整が難しい
- 家族や友人との距離感の変化
- 治安や医療制度などに対する不安要素
海外で働くことは、充実した経験やさまざまな文化や環境での成長などの魅力的な面がある一方で、デメリットも存在します。
ここからは海外で働く際に直面するであろうデメリットについて紹介します。
文化や言葉の違いによるストレス
異文化や言語の違いは、海外で働く上で大きなストレス要因となることがあります。
言葉が通じないことや、異なるビジネスマナーに対応することが必要になるため、ストレスを感じることもあるでしょう。
こんなはずではなかった・・・とならないように、海外へ行く前に言語の習得をしたり、行く国の文化について勉強しておくことをおすすめします。
仕事とプライベートのバランス調整が難しい
海外で働くと、自分自身や家族・友人との時間管理が難しくなることがあります。
異なる時間帯での仕事が発生することがあり、そのために自分の生活スタイルに影響を与えることがあります。
海外駐在員など日本とのやりとりが頻繁に発生する場合は、時差なども考慮してプライベートの時間を確保できるよう、バランスよく調整することを心がけましょう。
家族や友人との距離感の変化
海外で働く場合、家族や友人と離れて暮らさなければならないこともあります。
例えばアメリカと日本のような異なる時間帯で生活しなければならない時など、コミュニケーションを取るのが難しいと感じることもあるでしょう。
また、家族や友人と離れて暮らすことによって、孤独感や寂しさを感じることがあるかもしれません。
今ではSNSなどの普及によりコミュニケーションが取りやすい時代になっていますので、なるべく自分から家族や友人へコンタクトをするようにしましょう。
治安や医療制度などに対する不安要素
海外で生活する上で、現地の治安状況について情報収集せずに行ってしまうと、犯罪に巻き込まれたり身の危険を感じることにもなりかねません。
また現地で病気やケガをした場合、異なる医療制度により医療費や手続きの難しさに直面することもあるでしょう。
海外で生活する場合は、必ず事前に現地での生活や仕事に必要な情報を収集し、準備をしておくことが必要です。
海外で働くのに向いている人
- 語学力を活かしたい人
- グローバルで活躍したい人
- コミュニケーション能力が高い人
- 外向的で積極的な性格の人
- 新しい環境に適応しやすい人
- 柔軟な発想ができる人
海外で働くためには語学力やグローバルな視野が求められますが、実際にどんな人が海外で働くのに向いているのか?について説明します。
語学力を活かしたい人
海外で仕事をするには、ビジネスレベルの英語力が必要となります。
もちろん、英語を母国語とする国とそうでない国とでは求められる英語レベルが異なりますが、英語は世界の共通語となっていますので、英語圏以外の国でも一定の英語力は習得する必要があります。
ビジネスレベルの英語を話すことができる人は、海外の企業や団体にとって貴重な存在です。また、現地の言葉や文化に触れながら仕事をすることで、語学力が飛躍的に向上することも期待できます。
自分の語学力をビジネスの場で活かしたいという方は、海外で働くのに向いていると言えます。
グローバルで活躍したい人
海外で働くことは、グローバルなビジネスシーンに身を置くことにつながります。
国境を越えてビジネスに携わることで、自分の知識や経験をさらに広げることができます。
また国際的なビジネスの場での実績は、今後のキャリアにおいても大きなアドバンテージとなるでしょう。
コミュニケーション能力が高い人
海外で働くためには、現地の人々と円滑なコミュニケーションを図ることが必要です。
現地の文化や習慣を理解し、適切な言葉遣いや態度で接することが求められるため、コミュニケーション能力が高い人は、海外で働く上で非常に有利です。
自分のコミュニケーション能力を活かしたいという方は、海外で働くのに向いていると言えるでしょう。
外向的で積極的な性格の人
海外で働くことは、新しい環境に身を置くことになるため、自分から積極的に関わりを持つことが求められます。
また職場においても、日系企業のように先輩社員や同僚が手取り足取り仕事を教えてくれるようなことはないため、自ら行動して情報を取りに行かなければなりません。
ですが積極的に行動することで、新しい出会いや経験を得ることができます。
また、チャレンジ精神が旺盛である人にとっても、海外で働くことは刺激的な経験になることでしょう。
新しい環境に適応しやすい人
海外に行くと、文化や言語・生活習慣など、自分の持っている常識が通用しないことがあるため、新しい環境に適応し、柔軟に対応することが求められます。
新しい環境に適応しやすい人は、変化に対して積極的に取り組み、新しいアイデアや解決策を見つけることができます。
また、ストレスや孤独感などの精神的な負担にも強く、前向きに取り組める傾向があります。
新しい環境に適応しやすい人は、海外での生活や仕事において成功するための能力を持っていると言えるでしょう。
柔軟な発想ができる人
海外で働くには、新しい環境に順応できるだけでなく、現状の考え方や枠組みから離れ、柔軟な発想を持つことが求められます。
海外でビジネスを行う場合、相手方の文化や習慣に合わせたビジネスの仕方が必要になります。
また、異なる文化や言語を持つ人々とコミュニケーションをとりながら業務を進めるためには、柔軟な発想やアプローチが必要です。
状況が予測できないことも多いため、適応力と柔軟性が必要とされます。
政治情勢や天候の変化、突発的な出来事など、さまざまな要因によって予期せぬトラブルが起こることがあるため、そのような時に柔軟に対応し、適切な解決策を考えることが重要です。
海外で働くのに向いていない人
- 閉鎖的な性格の人
- 新しい環境に適応しにくい人
- コミュニケーション能力が低い人
- 安定した環境を好む人
海外で働くことは、貴重な経験を積むことができる一方、適応しなければならない環境の変化やストレスなど、多くの困難も伴います。
ここからは、海外で働くのに向いていない人の例をいくつか紹介します。
閉鎖的な性格の人
海外で働くには、新しい文化や価値観に開放的であることが必要です。
- 新しい文化に対する適応力
- 異なる人種や価値観への理解
- 組織・チームへの協力
しかし閉鎖的な性格の人は、自分の意見や感情を表現することが苦手なため、組織・チームへの協力や問題解決が難しくなる可能性があります。
そのため閉鎖的な性格の人は、海外で働くには向いていないかもしれません。
新しい環境に適応しにくい人
海外での生活は、慣れ親しんだ環境から離れ、新しい生活様式や文化に適応しなければなりません。
変化に適応しにくい人は、ストレスを感じたり、不安に陥ったりしてしまう傾向があるため、海外で働くことが難しいかもしれません。
コミュニケーション能力が低い人
海外での仕事は、多様な文化や背景を持つ人々とのコミュニケーションが求められるため、高いコミュニケーション能力が必要とされます。
そのためコミュニケーション能力が低い人は、意思疎通が難しくなり、業務に支障をきたすことがあります。
また、コミュニケーションが苦手であるために、仕事以外の社交的な場での交流も苦手となり、孤立してしまうこともあります。
コミュニケーション能力は低いけど海外にチャレンジしてみたい!という人は、オンライン英会話スクールなどで練習するといいでしょう。
英会話スクールの講師はうまく会話を引き出してくれるので、ぜひ一度試してみることをおすすめします。
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安定した環境を好む人
異文化の中での生活や、新しい環境での仕事には、不安やストレスがつきもので、定期的な移動や転勤が必要な場合もあります。
また、家族や親しい人と離れ離れになることもあるため、心理的な負担が大きい場合もあります。
そのため、安定的な暮らしや環境を求める人にとっては、海外での生活や仕事は向いていないかもしれません。
海外で働くための方法
- 日本の企業での海外勤務
- 外資系企業への就職
- 現地採用やワーキングホリデー制度の活用
- 留学からのキャリアアップ
海外で働くことのメリット・デメリットをおさえた上で、では実際に働くためにはどんな方法があるのかを紹介していきます。
海外駐在や現地採用など、海外で働く方法にはいくつかの方法がりますので、参考にしてみて下さい。
日本の企業での海外勤務
海外に支店を持つ日系企業であれば、日本での勤務経験がある社員が海外の現地法人に駐在できるチャンスがあります。
日系企業の海外支店では、日本と同じように組織や業務内容が似ており、安心感があるというメリットがあります。
また、海外赴任前にはしっかりと研修が受けられる場合が多く、その国の文化や言語、ビジネスマナーなどを学ぶことができます。
ただし日系企業から海外駐在をする場合は派遣される人数に制限があるため、よほど即戦力としてのスキルを持っている方以外は、すぐに海外へ行けるケースは少ないでしょう。
また行きたい希望先の国とは違う国へ駐在しなければならないこともあるため、日系企業から海外駐在を狙う場合は、海外赴任の条件を事前によく確認しておく必要があります。
外資系企業への就職
海外で働くために、外資系企業に就職するのも一つの方法です。
外資系企業は、グローバルにビジネスを展開しているため、多様な国籍の人々が働いています。
そのため、外国人社員を採用する枠組みが整っており、外国人社員を積極的に採用しています。
英語を中心としたコミュニケーションが求められるため、英語力やビジネスマナーについて知識があることが必要ですが、将来的なキャリアアップの可能性が高いというメリットがあります。
現地採用やワーキングホリデー制度の活用
現地採用やワーキングホリデー制度を活用するのも、海外で働く方法の一つです。
現地採用では現地の企業に直接応募して就職するため、英語や現地語などの言語力が必要になります。
またワーキングホリデーで働いた後で現地に就職する場合は、ワーキングホリデーでその国に滞在し、現地で働きながら就職情報を調べることができるというメリットがあります。
留学からのキャリアアップ
留学を経験することで、海外での生活や文化に慣れることができ、留学先でのインターンシップや就職活動を通じてキャリアアップを目指すこともできます。
また、現地の大学での学位取得や専門的な資格の取得を目指すことで、海外や日本での就職に強いアピールポイントを持つことができます。
さらに、留学中に現地の企業でのインターンシップやボランティア活動を経験することで、現地のビジネスや社会に関する知識や人脈を広げることができます。
留学生活は、自分自身を成長させる貴重な経験になるため、留学を考えている人は海外で働くことも視野に入れてみると良いでしょう。
海外で働く国選びのポイント
- 気候や環境・治安などの生活環境
- 経済状況や産業構造
- 就業ビザの難易度
海外で働く際には、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
これから海外で働いてみたいという方は、ぜひ参考にして下さい。
気候や環境、治安などの生活環境
海外で働くには、その国の気候や環境、治安についても考慮する必要があります。
自分に合った気候や環境でないとストレスがたまり、生活が難しくなってしまいます。
また治安の悪い国では、身の安全が危険にさらされる可能性があるため、安全面にも配慮して働きたい国を決めることが重要です。
事前に行きたい国の気候や環境・治安などについては必ず調べておくようにしましょう。
経済状況や産業構造
海外で働く際には、その国の経済状況や産業構造も理解しておくことが大切です。
- 経済的に安定している
- 成長産業が多い
- 自分の専門性が活かせる分野が多い
上記に当てはまるのであれば、働きたい国の候補としても良いでしょう。
逆に、景気後退中で求人が少ない国や産業が縮小している国では、就職先を探すことが難しくなる場合がありますので、事前に調べておくようにしまましょう。
就業ビザの難易度
たとえ行きたい国があったとしても、ビザの取得が難しい場合は渡航するまでに時間がかかったり、条件が厳しかったりする場合もあるため、ビザの取得が容易な国を選ぶことが大切です。
また、ビザの有効期限や更新に関するルールも確認し、就業ビザに関する情報を入手することが重要です。
海外で働く場合は、ビザ取得に関しても事前に調べておくようにしましょう。
年収や語学力などの目安は?
- 海外で働く人の年収について
- 英語圏で働く人の語学力の目安
- 英語圏以外で働く人の語学力の目安
海外で働く人にとって年収や語学力の目安は重要な指標となります。
以下で詳しく解説していきますので参考にしてみてください。
海外で働く人の年収について
海外での年収は働く国や地域、雇用形態によって異なります。
海外駐在の場合
- 通常の給与に加えて海外赴任手当がつく
- 日本での年収よりも高い年収が期待できる
- 福利厚生も日本在住時と変わらず受けられる
日系企業からの海外駐在の場合は、通常の給与に加えて海外赴任手当がつくため、日本で働くよりも年収アップが期待できます。
また福利厚生に関しても日本で住んでいた時と変わらず受けられることが多いため、海外駐在にはメリットが多く存在します。
ですが駐在期間に限りがあったり、駐在するまでには時間がかかることもあるため、すぐにでも海外へ行きたい方は現地採用の方がいいかもしれません。
海外駐在を狙う場合は、事前によく調べた上で決めるようにしましょう。
現地採用の場合
- 給与や待遇面は現地の水準で決まる
- 成果報酬型であれば高収入が期待できる
- 国によっては日本より低い年収となるケースも
現地採用の場合、給与は待遇面は現地の水準によって決まります。
また、成果報酬型の企業であれば日本よりも大きく稼ぐことができるチャンスがあります。
東南アジアなど、国や地域によっては日本よりも年収が低くなってしまうケースもありますが、現地採用でも日本企業の進出が多い国・地域では、現地スタッフを束ねる役割を担うことも多いため、現地の平均給与よりも高い水準の年収を得られることがあります。
働く国の年収については最重要の項目になりますので、年収や待遇面については事前にしっかり確認しておくようにしましょう。
英語圏で働く人の語学力の目安
英語圏で働く場合は、ビジネスレベルの英語力が必要とされます。
アメリカやイギリス・オーストラリアなどの英語が公用語の国では、会社内や業務で英語を使用することがほとんどです。
一般的に、ビジネスレベルの英語力はTOEICスコアで850点レベルが必要と言われています。
850点レベルに到達するためには、英語の習得だけでなくビジネスコミュニケーションのトレーニングも必要となってきます。
ですが上記はあくまで目安ですので、日系企業と外資系企業では異なります。
とはいえ英語力が高ければ、国際的なビジネスの機会も増え、グローバルなキャリアを目指す上でも重要なスキルとなるでしょう。
英語圏以外で働く人の語学力の目安
英語が母国語でない国での仕事に就く場合、その国での言語事情によって必要な英語力は異なります。
東南アジアなどでは英語が通じることが多く、かつ日本からの駐在者や転職者も多いため、一般的にはTOEICスコアで700点以上(日常会話レベルの英語力)あれば十分だとされています。
ただし、言語環境が英語圏に近い香港やシンガポールなどでは、ビジネスレベルの英語力も求められることもあります。行きたい国での必要な英語力については、事前に調べておくことが大切です。
いずれにせよ海外で働く場合はどの国・地域であっても英語は必要となりますので、事前にオンライン英会話などでトレーニングを行い、英語力を強化することをおすすめします。
オンライン英会話の講師はネイティブと非ネイティブどっちがオススメ?
オンライン英会話スクールを選ぶ際に、ネイティブ講師か非ネイティブ講師のどちらを選んだらよいか悩んでいる方も多いかと思います。 結論、ネイティブ講師はネイティブの良さがあり、非ネイティブ講師は非ネイティブの良さがありますので、自分に適した講師を選ぶのがベストです。
海外で働きやすい職種
- ITエンジニア
- コールセンター
- 日本語教師・日本人学校教師
- 日本食レストランのスタッフ
- 通訳・翻訳
- 客室乗務員
- ツアーガイドや添乗員
- ホテル・リゾート関連
- 保育士
- 看護師
- バイヤー
海外で働きやすい職種にはさまざまなものがあります。
ここからは日本人が働きやすい職業の一部を紹介します。
自分の経験やスキルに合わせて、適した職種を探し、海外でのキャリアアップを目指してみると良いでしょう。
ITエンジニア
ITエンジニアは海外でも需要が高く、高いスキルや経験を持っている人には高収入を得るチャンスがあるため、人気の職業の一つです。
開発やプログラミングなどの仕事内容は国や企業によって異なるため、自分が得意な分野が活かせる企業を探すことが重要です。
また、新しい技術に触れる機会も多く、就職を通じてさらなるスキルアップも期待できるため、キャリアアップを目指す人にも適しています。
コールセンター
海外に拠点を持つ日本企業や外資系企業において、コールセンターのオペレーターとして働くこともできます。
海外企業のカスタマーサポートやテクニカルサポートなどで、日本語での問い合わせ対応や語学力を活かした応対スキルや顧客サービス能力が求められます。
比較的低い英語力でも働くことができる場合もあるため、初めての海外就職に挑戦する人にとっての入り口としても適しているでしょう。
日本語教師・日本人学校教師
海外の日本語学校や日本人学校では、日本人教師が不足しているケースが多く、そのため海外での求人も多く、比較的働きやすい環境が整っています。
特に、英語圏であるアメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは、日本語教師や日本人学校教師の需要が高く、採用されやすい傾向があります。
ただし、教員免許や語学力などの資格が求められる場合もあるので、教師として働く場合は必要条件を満たす必要があります。
日本食レストランのスタッフ
海外での日本食レストランは多くの国や地域でとても人気があります。
そのため、日本食レストランでのアルバイトや正社員の求人は比較的多く、海外で働きたい日本人にとっては働きやすい職業だと言えます。
仕事内容としては、レストランのホールスタッフやキッチンスタッフ、配達ドライバーなどさまざまです。
現地ですぐにでも働きたいという方は、日本食レストランから探してみるのも良いでしょう。
通訳・翻訳
海外での通訳・翻訳の需要は高く、語学力が高い人にとっては魅力的な職種と言えます。
通訳・翻訳の仕事内容は、会議や商談の通訳や、文書の翻訳などがあります。
翻訳の場合、専門分野に精通していることが求められることもあります。
客室乗務員
海外の航空会社やクルーズ船などで働く客室乗務員は、多くの国籍の人々が乗り合わせるため、英語力やホスピタリティに対応した客室乗務員が必要です。
サービス業の中でも比較的高収入な職種のため、海外で働く日本人にも人気があります。
ただし、長時間の勤務や急なタイムスケジュールの変更など、ハードな労働条件に耐えられる体力やストレス管理能力も必要となります。
ツアーガイドや添乗員
海外でツアーガイドや添乗員として働くのも一つの選択肢です。
現地で観光客を案内したり、旅行中の手配を行ったりすることが主な仕事です。
現地の文化や観光スポットに精通しており、英語や現地語が堪能であることが求められます。
旅行会社や観光業の会社から募集されるため、旅行を活かした仕事がしたい方にはおすすめの職業です。
ホテル・リゾート関連
ホテルマンは、ホテルやリゾート地での接客、サービス、管理などを担当する仕事です。
- フロントデスク
- コンシェルジュ
- レストランのスタッフ
- 客室係
ホテル・リゾート施設ではさまざまな職種があり、お客様に快適な滞在を提供するため、親切な対応や的確なアドバイスが求められます。
ホテルマンの仕事は、長時間労働や夜勤・休日出勤などのハードな部分もありますが、給与や福利厚生が整っている場合が多く、将来的には管理職や海外支社でのポジションに昇格できるチャンスもあります。
保育士
海外で保育士として働く場合は、主に以下での求人があります。
- 幼稚園・保育園
- 子育て支援施設
- 国際学校
英語もしくは現地語が必要で、教育系の資格があると有利です。
また子供たちとのコミュニケーションを大切にすることが求められます。
日本での教育経験を海外で活かしたいという方におすすめの職業です。
看護師
海外では看護師不足が深刻な問題となっており、そのために看護師の需要は高く、日本の看護師資格を持った人材を求めている医療機関も多くあります。
海外で看護師として働く場合は、英語力だけでなく患者とのコミュニケーションを円滑に行い、的確なアドバイスを提供することが必要です。
多忙な職場であるため、ストレスに強く、臨機応変に対応できるスキルが必要となります。
バイヤー
バイヤーとは、商品の仕入れ先を探し、商品の発注・在庫管理などを行う仕事です。
自社の商品を仕入れるだけでなく、現地のトレンドや需要を分析して、新たな商品開発やビジネス展開を提案することも求められます。
海外でのバイヤーの仕事には、ファッション業界や食品業界などがあります。例えばファッション業界では、常に流行に敏感であることが必要となるでしょう。
現地の言語や文化に精通し、地元の企業との交渉や契約締結がスムーズに行えることが重要です。
海外で働く際のおすすめ求人エージェント3選
- JACリクルートメント
- エンワールド
- ビズリーチ
海外での就職にあたっては、求人情報を提供するエージェントがあると便利です。
求人エージェントでは単に求人情報だけでなく、適正診断やカウンセリングなどから自分に合った職種を紹介してくれたり、面接のアポイントから入社日の管理までサポートしてくれるエージェントもあります。
ここからは、海外で働くためのおすすめの求人エージェントを紹介します。
JACリクルートメント
引用:JACリクルートメント
会社名 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
URL | https://corp.jac-recruitment.jp/ |
設立 | 1988年 |
拠点 | 世界12カ国 27拠点 |
国内拠点 | 東京本社 北関東支店 横浜支店 名古屋支店 静岡支店 大阪支店 京都支店 神戸支店 中国支店 福岡支店 |
海外拠点 | シンガポール マレーシア(クアラルンプール/ジョホール/ペナン) インドネシア(ジャカルタ) タイ(バンコク/チョンブリ) 中国(上海/香港特別行政区) 韓国(ソウル) ベトナム(ホーチミン/ハノイ) インド(グルガオン) 英国(ロンドン) ドイツ(デュッセルドルフ) 米国(ロサンゼルス) |
従業員数 | 1,654名 |
JACリクルートメントCM「コンサルタントがいる転職」
こんな人におすすめ
- 外資系、日系グローバル企業へ転職したい人
- 管理職などのハイクラスへの転職を考えている方
- 語学力を活かした仕事がしたい方
JACリクルートメント
管理職や外資系・グローバル企業などのハイクラスの転職支援に強みを持っているエージェントです。
- 課長・マネージャークラス
- 部長・役員クラス
- 技術職・専門職
- 外資系・グローバル企業への転職
など、現在の役職からさらなるキャリアップや年収の増額を目指す方に、一人ひとりのニーズに合わせて柔軟に対応してくれます。
1,200名ものコンサルタントが転職をサポート
JACリクルートメント
全国に拠点をもち、日本語で対応しているため、海外駐在への不安がある場合も気軽に相談することができます。
各業界からの出身者も多いため、あなたの経験や能力について正しく理解し、的確なアドバイスをタイムリーに提供することが可能です。
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エンワールド
引用:
会社名 | エンワールド・ジャパン株式会社 |
URL | |
設立 | 1999年 |
国内/海外拠点 | 東京本社 大阪オフィス ベトナム インド |
事業内容 | グローバル人材に特化した人材紹介業 グローバル人材に特化した人材派遣業 グローバル企業に特化した経営層の転職・採用支援 グローバル企業の採用代行サービス |
従業員数 | 287名 |
こんな人におすすめ
- 日系グローバル企業・外資系へ転職したい人
- 大手ハイクラス向けの求人を探している人
- 採用後もサポートしてもらいたい人
外資系・グローバル企業の求人に強い
国際的な視点を持ち、キャリアアップを希望する人材に、管理職・経営幹部・スペシャリスト職の求人を紹介しています。
現地採用の求人はありませんが、外資系求人や大手ハイクラス企業の求人を豊富に取り扱っているため、海外への駐在チャンスがある求人があります。
専門コンサルタントが最適な求人を紹介
各分野のトップ企業と提携しており、インターブランド社の「Best Global Brands 2017」のトップ100社のうち、93社での採用支援実績があります。
またエンワールドでは、正社員・プロフェッショナル契約雇用・プロジェクトベース雇用・紹介予定派遣など、転職希望者が求める多様なキャリアパスやワークスタイルに合わせた求人も紹介しています。
入社後の活躍とキャリア構築を支援
日本でもキャリアアップを目的とした転職が一般的になってきましたが、本当に自分がやりたい・やりがいのある仕事でキャリアを積んでいくには、長期的な計画を立てなければなりません。
入社後活躍サポートについて
- 中長期でのキャリアアドバイス
- 1年間の入社後サポート
- 顧客満足度調査の実施
また転職や採用の瞬間をゴールとするのではなく、入社後も継続的なフォローアップをし、転職先での活躍をサポートしてくれます。
ビズリーチ
引用:ビズリーチ
会社名 | 株式会社 ビズリーチ |
URL | https://www.bizreach.jp/ |
設立 | 2009年 |
国内拠点 | 東京本社 首都圏拠点(渋谷) 関西オフィス 名古屋オフィス 静岡オフィス 中四国オフィス 福岡オフィス |
事業内容 | インターネットを活用したサービス事業 即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」 人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」 採用管理クラウド「HRMOS採用」 クラウド勤怠管理システム「HRMOS勤怠」 クラウド経費精算システム「HRMOS経費」 OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」 |
ヘッドハンター数 | 5,800名 |
こんな人におすすめ
- 優良企業からスカウトのオファーを受けたい人
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- 厳選された企業・ヘッドハンター
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受け取ったスカウトは、転職活動のきっかけになるだけでなく、ご自身の市場価値を理解するのにも役立ちます。
厳選された企業・ヘッドハンター
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クオリティーの高い求人
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まとめ
海外で働くことに興味がある人にとって、何から始めればよいのか迷ってしまうことも多いでしょう。
自分のスキルや資格を活かすことができ、今後のキャリアアップにつながるような職業を見つられるとベストです。
また、海外での生活環境や文化についても事前に調べておくことが大切でしたね。
現地の風習やマナーを理解し、適応力を高めることで、スムーズな生活を送ることができます。
海外で働くことは、日本で働くよりも多くのの苦労や越えなければならない壁がありますが、乗り越えることで高い報酬やキャリアアップのチャンスもあります。
上記の情報を参考に、自分に合った海外でのキャリアを築き、新しい世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
【外資系企業 vs 日系企業】転職するならどっち?違いやメリット・デメリットについて徹底解説!
よく外資系企業では成果を重視すると言われますが、海外での経験があるのであれば、外資系企業への転職も選択肢として持っておくべきです。 この記事では、外資系企業と日系企業との違いやメリット・デメリットについて紹介します。 海外での経験を活かして、外資系企業への転職へチャレンジしてみたい!という方はぜひ参考にしてください。