【はじめてのヨーロッパ】海外生活のメリット・デメリット、注意点などについて
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将来的に海外で生活してみたいと思っている人は、海外での暮らしがどんなものか具体的に知りたいと思っているのではないでしょうか。
事前に現地での生活をイメージできれば、実際に渡航した際に、スムーズに現地に溶け込めそうですよね。
そこでこの記事では、これまで海外で生活したことがない人向けに、海外生活のメリットやデメリット、注意点などを解説します。
将来海外で生活したいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
海外で暮らすということ
まずは、海外で生活することが、どういうことなのかを考えてみましょう。
ヨーロッパは日本からとても遠い国。
ですから、海外でもアジア圏と比べると、日本とは異なる部分がたくさんあります。
たとえば、食事もそうですし、文化や習慣などもかなり異なります。もちろん言語も違いますね。
ですから、日本で培った価値観や常識的な身の振る舞いが、海外では通用しないことも多々あるでしょう。
海外で生活する際には、そうした現地の文化や習慣などを理解し、食事や言語の違いを受け入れる必要があります。
また、ヨーロッパは遠いですから、ヨーロッパで生活している間に、頻繁に日本に帰れる人は少ないはず。
つまり、身の回りのものはすべて現地で揃える必要があります。
日本食材はありますが、日本で買うより高いですし、売っていないものもあるはずです。
また、意外と「日本に長期間帰れない」ということが、ストレスになる人もいます。
海外生活を始める前に、自分は長期間日本に帰れなくても大丈夫なのか、どのくらいの頻度で帰れそうなのかを見極める必要があるかもしれません。
海外生活のメリット
- 毎日が刺激的
- その国の言葉が話せるようになる
- 視野が広がり価値観が変わる
- 外国人の友達ができる
海外で暮らすということは、日本の暮らしとはかなり異なる生活を送るということです。しかし、異なるからといって、悪いことばかりではありません。
自分に海外生活が合っているのか見極めるため、そして心の準備をするためにも、もう少し海外生活について知っておくと良いでしょう。
ここからは海外での生活を、メリットとデメリットに分けてご紹介します。
毎日が刺激的
ヨーロッパは街並みから文化、言語、そして食生活まで、日本と異なることばかりで毎日がとても新鮮に感じられるでしょう。
日本で毎日ルーティン生活をしていた人は、特にヨーロッパでの生活を刺激的に感じるはずです。
せっかく海外で暮らすのですから、家に引きこもっていては損です!
自分から積極的に外に出て人に会うことで、たくさんの良い刺激を得られるはずです。
その国の言葉が話せるようになる
当然ですが、海外で日本語は通じません。
毎日のように現地の言葉を目や耳にし、自分でも現地の言葉を話す必要が出てくることもあるでしょう。
学ぼうとする姿勢は必要ですが、現地にいれば、日本にいる場合よりもずっとその国の言語を習得しやすい環境です。
その言語を聞いたり話したりする機会が豊富ですから、現地の言葉で現地の人や外国人たちと交流しようとすれば、どんどん言語が上達します。
日本ではなかなか勉強する機会がなく悩んでいる人も、現地に行ってしまえば、言語の習得に頭を抱えることはなくなるほど現地の言葉を目にすることでしょう。
視野が広がり価値観が変わる
これはその人次第でもありますが、ヨーロッパで生活をし、その国の文化や習慣などに触れていれば、視野がどんどん広がっていきます。
ヨーロッパでは色々な物の見方があることを肌で感じられますし、日本の常識が通用しない世界を目の当たりにすることになるでしょう。
そういった環境に一定期間身を置くことで、それまで持っていた価値観とはまた別の価値観が芽生えるかもしれません。
もっと広い世界を知りたい、さまざまな知識や見解を身につけたいという人には、ヨーロッパでの海外生活はベストな環境だと言えます。
外国人の友達ができる
日本での日常生活の中では、なかなか外国人に出会うことはないかもしれません。
しかし、ヨーロッパで生活をすれば、日常的に外国人に出会えます。
ヨーロッパはさまざまな国の出身者が集まっていますから、滞在国だけではなく、世界中の国の友達を作れる環境なのです。
もちろん、現地で引きこもっていては、友達ができることはありませんが、なるべく外に出て、人に会うようにすれば、外国人の友達を作るのは難しくないでしょう。
海外生活のデメリット
- 慣れない生活にストレスを感じる
- 言葉が通じず苦労することもある
- 日本の友達や家族となかなか話せない
- 日本に帰りたくても気軽には帰れない
慣れない生活にストレスを感じる
ヨーロッパでの生活は、色々な面で日本と異なることがあります。
そうした慣れない環境の中で過ごしていると、段々とその違いがストレスに感じられることもあるかもしれません。
特に日本でもあまり環境を変えたことがない人は、はじめての環境に疲れてしまう可能性があります。
刺激的な日々を楽しんでいたとしても、それが毎日続けば人は疲れてしまうもの。
ストレスがたまらないように、自分なりに方法を見つけましょう。
言葉が通じず苦労することもある
ヨーロッパに行けば、買い物をする時も公共交通機関を使うときも、現地の言葉もしくは英語を話すことになります。
現地の言葉も英語もあまり流暢でない場合は、あらゆる面で言葉が通じずに苦労することもあるでしょう。
日本でならすぐに伝えられることも伝えられないのは、ストレスにもなるでしょうし、場合によってはトラブルの種になることも。
現地の言葉や英語が流暢でなくても、海外生活はできますが、そういうデメリットがあることも知っておきましょう。
日本の友達や家族となかなか話せない
海外でも特にヨーロッパは、日本との時差がかなりあるため、SkypeやLINEを使っても日本の友達や家族と話すことは難しいかもしれません。
日本の友達や家族が話せる時間は現地では午前中だったり、逆に自分が話せる時間には、相手は寝ている……なんてこともあるはずです。
気の知れた友達や家族と話せないと、寂しくて海外生活を苦に感じてしまうかもしれません。
あらかじめ時差などを考えて、話す日時などを決めておけると良いでしょう。
日本に帰りたくても気軽には帰れない
長く海外にいると、日本に帰りたくなることもあるはずです。
しかしヨーロッパは日本から遠く、費用も時間もかかるため、そうそう気軽には帰ることはできません。
半年や1年に1度は日本に帰りたいという程度であれば実現可能ですが、それ以上の頻度で帰りたくなる人は、ヨーロッパ生活はつらいと感じてしまうかもしれません。
人との出会い
ヨーロッパで暮らしていれば、ふだん日本では出会わないような人たちとの出会いもあるでしょう。
特にヨーロッパの主要国には世界中の外国人が集まっているので、世界のあちこちに友達を作ることもできます。
しかし、ただ現地で暮らしているだけでは、なかなか人との出会いには恵まれません。
学校に行く人なら、学校のクラスメートたちと積極的に会話をし、親交を深めていきましょう。
学校などに属さず、ただ滞在をする人、もしくは職場は日本人だけという人は、現地で習い事などをすると趣味が同じ人との出会いがありますよ。
ホームステイをする人は、ステイ先の家族と仲良くなれば、一生のお付き合いもかないます。
シェアアパート(フラットシェア)に住む人は、生活を共にするシェアメイトと仲良くなることもあるでしょう。
いずれにしても、日本にいる時とは全く異なる人たちとの交流が生まれるはず。
海外では日本人同士で固まってしまうケースもよく見受けられます。
しかし、せっかくヨーロッパで過ごしているなら、日本人の友達ばかりと過ごすのではなく、現地の人や他の国々からやってきた人たちと交流するように意識してみましょう。
とは言え、日本語だけで会話ができる日本人の友達も海外では心強い存在になりますから、バランスは大事です。
海外で出会う日本人は、日本にいる友達たちとはまた違った世界観を持っていて、良い刺激を受けられるかもしれませんよ。
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語学について
- 現地の語学学校に通う
- できるだけ人と会話をしてみよう
- 日本人だけで固まらないこと
ヨーロッパで生活をする際、現地の言葉が分かれば便利・安心なだけではなく、より幅広い機会に恵まれるでしょう。
とはいえ、日本で現地の言葉や英語をしっかり話せるようになってから渡航する必要はありません。
日本よりも現地にいる方が、より学習の機会に恵まれるため、渡航後数週間〜数ヶ月くらい頑張れば、日常生活に必要なレベルの語学力が身に付くからです。
ですが、全く何もわからない状態で現地に行くのは少々不安なので、日本にいる間に現地の言葉、もしくは英語の基礎程度を習得しておくと良いでしょう。
ここからは、ヨーロッパ生活中に語学力をつけるための方法・心がけについてお話しします。
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現地の語学学校に通う
現地の語学学校に通うのは、はじめての海外生活で多くの人が取り組む方法でしょう。
特にヨーロッパには世界各国の人が集まっていることから、外国人向けの語学学校がたくさんあります。
どの国を選んだとしても、都市部なら語学学校を見つけることができるはずです。
語学レベルが中上級〜上級だと、語学学校は必要ないかもしれません。
しかし、初級〜中級の方だと、まずは語学学校に通うのが一番です。
基本的な文法、よく使われる語彙や表現などを学校で身につけ、学校内ではクラスメートや先生たちと積極的に会話をしてみましょう。
ちなみに働いている人向けに夜開講している学校もあります。現地で日中働く人も、学ぶ機会はありますのでご安心下さい。
また、すでに語学レベルが中上級〜上級の人もさらなるステップアップを望むなら、検定コースなどを受講すれば、レベルアップがかなうでしょう。
できるだけ人と会話をしてみよう
語学学校は確かに語学のレベルアップには有効な方法ですが、それだけでは現地の人と流暢に会話を交わすレベルにはならないかもしれません。
語学学校で会うのは、外国人に言葉を教えることに慣れている先生たちや、外国人生徒たち。
そのため、彼らと話すのは一般の現地の人たちと話すよりも難易度がかなり低いのです。
ですから、ヨーロッパでの生活が始まったら、積極的に人と会話することに挑戦してみましょう。
はじめは、お店や駅などの店員さん・駅員さんに挨拶をし、スムーズに用事を済ませることを、しっかり会話を交えながらやってみましょう。
物を買ったりする時、あまり会話をしなくても必要なものは手に入るでしょう。
しかし、しっかり挨拶をしたり、必要な質問をしたりすると、段々会話をすることに慣れてくるはずです。
聞きたいこと、伝えたいことを文章にし、暗記すれば、初心者でもちゃんと会話になりますよ。
お店の店員さんなどとの会話に慣れてきたら、次はもう少し踏み込んだ会話の練習をしてみたいですね。
現地で日本語を習っている人を探して言語交換をしたり、習い事などをして現地の人たちと触れ合ったりしてみましょう。
この時も勇気を出して感じの良い挨拶から始めれば、自然と会話が成り立ちますよ。
日本人だけで固まらないこと
慣れないヨーロッパ生活では、同じ文化で育ち同じ言語を話す日本人は、心強い存在となります。
特に学校や職場に日本人が多い環境だと、気づくといつも日本人の友達とばかりいた……なんてこともあるかもしれません。
日本人の知人・友人はいた方が、現地での生活に疲れてしまった時などに対処がしやすいです。
しかし、いつも日本人だけとつるんで、日本語だけ話していてはもったいないですし、言語もなかなか上達しないでしょう。
ヨーロッパ生活をフルに楽しむためには、現地の人とふれあい、文化や習慣を身につけていくことも大事です。
語学力アップという観点以外からみても、なるべく日本人だけで固まらないように気をつけておきたいところです。
海外で生活する上で注意しておきたいこと
- スリや窃盗などは日本よりかなり多い
- 簡単に知らない人を信用しないこと
- 人種差別や宗教の話とは距離を取った方が無難
日本とは異なる部分が多いヨーロッパでの生活。
日本と同じ感覚でいると、トラブルに見舞われたり危険な目に遭ったりすることもあるかもしれません。
そこで海外で生活する上で、注意しておきたいことも解説しておきます。
日本は世界的にも治安が良い国ですから、ほとんどの国は日本よりも危険と思って、気を引き締めつつ現地での生活を送りましょう。
スリや窃盗などは日本よりかなり多い
これはヨーロッパに限った話ではありませんが、多くの国では日本に比べるとスリや窃盗などの犯罪がとても多いです。
日本だと、電車の中でスーツケースを座席に置いてトイレに行っても、あまり誰も気に留めませんし、トイレから帰ってきた時もスーツケースは置いてあった場所にあります。
カフェやレストランなどで持ち物を置いてトイレに行ったときも、そうですね。
流石に日本でも貴重品を気軽に置き去りにして行動することはないかと思いますが、もし置き去りにしたとしても、何かが起こることの方が稀です。
カバンのジッパーを開けていても、特に問題ありませんよね。
実際、日本の街を歩いているとカバンのジッパーが半開きになっていたり、ジッパー自体がついていないカバンを持っている人もいます。
では、ヨーロッパではどうかと言うと、上記のような行動をすれば荷物はなくなりますし、カバンの中の財布はスラれると思って良いでしょう。
絶対というわけではありませんが、荷物が盗まれたりスられたりすることが多いので、現地の人はまずそんな行動はしません。
ヨーロッパに行ってスリや窃盗に遭う日本人はとても多いです。特に長く生活をしている人だと、遭わない方が珍しいくらいなんです。
街並みが美しいヨーロッパですが、街並みに見惚れすぎずに気を引き締めて行動するようにしましょう。
簡単に知らない人を信用しないこと
海外で現地の人などにフレンドリーに話しかけられると、つい嬉しくなってしまうでしょう。
しかしそんな時も、簡単に相手を信用しないように注意してください。
話しかけられた時に無視をする必要はありません。
たとえば、会話の内容が現在の天気の話だったり、目の前で起きている渋滞の話などだったりするなら、特に問題なく会話をしましょう。
しかし、「どこの国から来たのか」から会話が始まり、根掘り葉掘り色々聞いてきたり、「案内しよう」と言われたりした時は注意。
ぼったくりに遭ったり、もしくはもっと危険な目に遭ってしまうかもしれません。
「どこの国から来たのか」という質問は、たとえば以前日本に来たことがあって、日本に懐かしさを感じている人でもしてくる質問です。
ですから見極めが難しいところではありますが、簡単に知らない人を信用しないと意識しながら、人との交流を楽しみましょう。
人種差別や宗教の話とは距離を取った方が無難
日本だとあまり意識することがないかもしれませんが、ヨーロッパをはじめとした海外の国々では人種差別や宗教の話は非常にデリケートです。
ですが、人種差別や宗教の話が日本にいる時よりも話題になりやすいので、ますます難しいところですね。
日本では、目立った人種差別・宗教関連のトラブルが起こっていないため、日本人の感覚だとわからないことがたくさんあります。
あまり知識がないのに、むやみに話題に参加しようとすると、思わぬトラブルを引き起こしてしまうかもしれません。
ですので人種差別や宗教の話とはなるべく距離を取るようにし、相手の宗教を否定したりするのは些細な発言でも絶対に控えるようにしましょう。
もしも意見を求められた時には「日本では強い信仰を持っている人が少ないから、わからない」などと、正直に話した方が良いです。
まとめ
いかがでしたか?
みなさんがヨーロッパで生活する上での具体的なイメージはできましたでしょうか?
生活を送る上で注意すべきことはありますが、海外での生活はきっと誰にとっても貴重で素晴らしい経験になるでしょう。
無用なトラブルに巻き込まれないようにしながら、文化や習慣、そして言語を学びつつ、現地の生活に自然に溶け込めると良いですね。
今回は、はじめてヨーロッパ生活を送るにあたり、知っておいた方が良いことや意識すべきことなどをご紹介しました。
この記事を読んで頂き、少しでも参考になった方がいらっしゃいましたら嬉しいです。