【海外赴任が決まったら車は売却すべき?】判断基準やメリット・売却の流れについて解説!
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「海外赴任が決まったが、車は売却すべき?」
「スムーズに車を売却する流れを教えて!」
「おすすめの車買取業者が知りたい」
海外赴任の際、車を売るべきか・保管すべきか悩んでしまう方は多いです。
結論、車を売却するか・保管すべきかは、赴任期間や家庭環境・状況により変わります。
この記事では、海外赴任となった際の車の取り扱いを決めるための判断基準、それぞれのメリットとデメリット、売却の流れについて解説します。
この記事を読めば、海外赴任に伴い車を売却すべきか・保管すべきかの判断基準を知ることができます。
これから海外赴任を予定している方、将来海外で働きたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください 😎
もくじ
- 海外赴任が決まった際の4つの選択肢
- 海外赴任で車を売却するかの5つの判断基準
- 海外赴任で車を保管するメリット
- 海外赴任で車を保管するデメリット
- 海外赴任で車を売却するメリット
- 海外赴任で車を売却するデメリット
- 海外赴任で車を売却する際の流れについて
- おすすめの車買取業者
- よくある質問
それではさっそく見ていきましょう!
海外赴任が決まった際の4つの選択肢
- 日本で保管する
- 売却する
- 知人や親族に貸す
- 赴任先へ持っていく
海外赴任が決まった際に、車をどうするべきか悩んでしまう方は多いです。
ここからは、海外赴任が決まった際の車の取り扱いについて、4つの選択肢を紹介します。
日本で保管する
海外赴任となった場合でも、日本で自家用車を保管することはできます。
ですが車を所有している以上、自動車税や車検・駐車場などの費用がかかります。
自動車税を払いたくない場合は、陸運局へ一時抹消登録をすれば、税金の支払いを一時的に停止することができます。
しかし、登録を抹消している間は車を運転できないのと、帰国後に再登録が必要なので注意するようにしましょう。
また車を保管する際は、外に置いておくと車が傷んでしまうので、屋内の駐車場やガレージで保管するようにし、定期的にメンテナンスをする必要があります。
売却する
海外赴任が決まった際に、日本で車を使用しなくなるのであれば、車を売却するのも選択肢の一つです。
車を売却すれば、ある程度のまとまった資金を得ることができます。
車のローンが残っている場合は、残りの金額を精算する必要がありますので、事前にローン会社へ相談するようにしましょう。
知人や親族に貸す
車を日本で保管するもう一つの方法として、知人や親族へ貸し出す方法もあります。
車は使わずに放置してしまうとすぐに傷んでしまいますので、貸し出すことで車のコンディションを維持できるのがメリットです。
ただし、貸し出す場合は車の名義変更や任意保険の変更が必要です。
また事故や故障時など、トラブルがあった際の取り決めを事前に決めておく必要があります。
思わぬトラブルで人間関係が崩れてしまわないよう事前に決めておくことで、安心して車を預けることができるでしょう。
赴任先へ持っていく
日本で乗っていた車を海外赴任先でも乗りたいという場合は、海外に車を持っていくことも可能です。
ですが、車の輸出手続きや関税・輸送費用などが必要となり、手間とお金がかかります。
また現地へ車を持っていくとなると、ハンドルが逆になったり、現地の法規に従うための手続きや改造も必要となる場合もあります。
いまの車に強い愛着がある方や、当面は帰国する予定がない方など、よほどのことがない限り、現地へ車を持っていくのはおすすめしません。
海外赴任で車を売却するかの5つの判断基準
- 海外赴任の期間はどのくらいか?
- 家族も使用しているか
- 維持費がどれくらいかかるか
- 車のモデルチェンジはいつか?
- 年数・距離数はどれぐらいか?
海外赴任が決まった際に、車を売却すべきか悩む方は多いです。
特に車を買って間もない頃や、愛着がある方は本当にいま売却すべきなのか、なおさら迷ってしまいますよね。
ここからは車を売却するかを判断するための5つの判断基準について解説します。
海外赴任の期間はどのくらいか?
海外赴任時に車を売るべきかどうかの基準は、まずは赴任期間です。
車は長い間放置していると劣化が進んでしまい、また税金や維持費もかかってしまいます。
1年未満の短期での赴任であれば、売却よりも保管した方がコスト効率がいい可能性もあります。
赴任期間が1年以上の場合は、売却を検討した方が良いでしょう。
家族も使用しているか
単身で海外赴任する場合は、家族が車を使うかどうかも判断基準になります。
ただし車を保有する場合は、税金や維持費もかかってきますので、月に数回程度しか乗らないのであれば、レンタカーやカーシェアリングを利用した方がコストがかからない可能性もあります。
家族が使う場合は、車の使用頻度も考慮して検討すると良いでしょう。
維持費がどれくらいかかるか
車はガソリン代、税金、任意保険や車検・駐車場代など、保有しているだけでコストがかかります。
短期で赴任する場合は、戻ってきてからまた新たに車を購入しなければならないことを考えると、保管しておいた方がコスト効率がいい場合もあります。
逆に長期で海外赴任する場合は、売却した方が余計なコストがかからなくなります。
車のモデルチェンジはいつか?
車を買ったばかりで手放すのが惜しい、と思ってしまう方も多いです。
ですが車はモデルチェンジすると、旧モデルの価値は大きく下がってしまいます。
たとえ車を買ったばかりだとしても、海外赴任中にフルモデルチェンジを迎えるようであれば、売却を検討した方が手元に残るお金は増えるでしょう。
年数・距離数はどれぐらいか?
車を買ってからどれくらいの年数が経っているか、走行距離がどれくらいかも買取価格に大きく影響します。
買ってから5年以上経っている車や、走行距離が10万km以上走っていると、買取価格が大きく下がってしまうので、それよりも前に売却すべきです。
また車検を通してから売却するとお金がもったいないので、車検が来る前に売却した方が余計なコストがかからずに済むでしょう。
海外赴任で車を保管するメリット
- 海外赴任から戻った際にすぐに乗れる
- 一時帰国の際にレンタカーを借りる必要がない
- 単身赴任の場合は日本に残った家族が使える
ここまでは海外赴任となった場合に、車を売却するべきか・保管すべきかの判断基準について解説しました。
ここからは海外赴任で車を保管するメリットについて解説します。
海外赴任から戻った際にすぐに乗れる
海外赴任中に自分の車を保管しておくメリットの一つは、帰国後すぐに車を利用できることです。
車を売却すると、帰国後にまた車を購入しなければなりません。
しかし車を保管していれば、帰国の際に手続きなしで自分の車に乗ることができます。
一時帰国の際にレンタカーを借りる必要がない
一時帰国や休暇の際に、車を売却している場合はレンタカーなどの移動方法を確保する必要があります。
ですが、自分の車を保管している場合は、レンタカーを借りる必要もなく、自分の車に乗ることができます。
私も海外在住時は、赴任前に車を売却していましたので、一時帰国の際は2週間ほどレンタカーを借りて過ごしていました。
長期で車を借りるとコストも高くなりますので、保管した場合とのコスト比較をしてみると良いでしょう。
単身赴任の場合は日本に残った家族が使える
単身赴任の場合は、家族が車を使うことができます。
日本に残った家族の中で、もし使う必要がある方がいるのであれば、保管しておいた方がいいでしょう。
自分が一時帰国した際に使うことができるので、レンタカーなどの余計なコストもかからずに済みます。
海外赴任で車を保管するデメリット
- 車の価値が下がっていく
- 税金や車検などの維持費がかかる
- 駐車場のスペースや費用が必要
車を保管する場合には、メリットだけでなくデメリットも存在します。
ここからは車を保管する場合のデメリットについて紹介します。
車の価値が下がっていく
車の価値は希少車やビンテージ車でない限り、新車で購入したときが一番高く、それ以降は下がっていきます。
ですので購入してから5年以上経っている車や、モデルチェンジが近い車などは、海外赴任期間中に車の価値が下がってしまう可能性が高いです。
上記にあてはまる場合や、赴任期間が1年以上である場合は、売却を検討した方が良いでしょう。
税金や車検などの維持費がかかる
前述の通り、車を保有していると自動車税や車検代、維持費がかかります。
車は金属やゴムを使用していますので、外に放置していると急激に劣化してしまいます。
日本の家族や知人が定期的に車を動かしたり、コンディションをチェックしてくれるのであればいいですが、放置するしかない場合は、売却を検討した方がいいでしょう。
駐車場のスペースや費用が必要
車を保管するためには駐車場が必要です。
マイホームで無料の駐車スペースがある場合はいいですが、無い場合はスペースの確保と毎月の駐車場代を支払わなければなりません。
料金は地域や場所により大きく変わりますが、たいてい数千円〜数万円の費用が毎月かかってしまうのがデメリットです。
海外赴任で車を売却するメリット
- 売却により資金が手に入る
- 維持費がかからなくなる
- 駐車スペース・費用がいらなくなる
ここまでは海外赴任で車を保管するメリット・デメリットについて解説しました。
では車を売却するときにはどうなのでしょうか?
ここからは、海外赴任で車を売却するメリット・デメリットについて解説します。
売却により資金が手に入る
赴任期間が長期に渡る場合は、車を売却した方が余計なコストがかからずに済みます。
また、車を売却すると数十万円から数百万円の資金を確保する事ができます。
売却して得た資金を、海外での新生活の購入資金にあてても良いでしょう。
維持費がかからなくなる
前述の通り、車を保有していると自動車税や車検代、維持費がかかります。
車を売却すると、これらの費用はかからなくなります。
税金や車検代・維持費を合計すると毎年数万円、場合によっては数十万円かかる方もいますので、この費用がかからなくなるのは大きなコスト削減につながります。
駐車スペース・費用がいらなくなる
車を売却すると、駐車スペースの確保の必要がなくなります。
マンション・アパートなどにお住まいの場合は、数千円から数万円の駐車場代を毎月払わなくてよくなりますので、年間を通して大きなコスト削減になるでしょう。
マイホームにお住まいの場合は、駐車場のスペースを他の用途に活用することができます。
海外赴任で車を売却するデメリット
- 売却してから赴任までの間の移動手段がなくなる
- 一時帰国時の移動手段が制限される
- 帰国後に再び車を購入する手間やコストがかかる
海外赴任中に車を売却することにもいくつかのデメリットがあります。
売却してから赴任までの間の移動手段がなくなる
車を売却する場合は、売却してから海外赴任までの間の移動手段を確保する必要があります。
赴任よりも早く売ってしまうと、急な用事や緊急の場合に自分の車を使用できなくなてしまうため、売却のタイミングには注意しましょう。
例えば、JCMなど海外赴任者向けに買取サービスも行っている業者もあり、出国当日に空港で車を引き渡しすることも可能です。
一時帰国時の移動手段が制限される
都心部などで、普段から公共交通機関で移動している方は必要ありませんが、それ以外の方は一時帰国した際の移動手段を確保しなければなりません。
レンタカーを利用することも可能ですが、一時帰国では1週間以上日本に滞在される方がほとんどかと思いますので、レンタカー費用も高くなってしまいます。
赴任期間が短い場合は、保管した方がいい場合もありますので、期間と費用のバランスを考慮して売却するか決めると良いでしょう。
帰国後に再び車を購入する手間やコストがかかる
車を売却した場合は、海外赴任から帰国後に再び車を購入する必要があります。
新たな車を選んだり、契約手続きを行うのに時間と労力もかかります。
車を売却する場合は、帰国した際の車の購入資金も考えておくようにしましょう。
海外赴任で車を売却する際の流れについて
- 買取業者に査定をしてもらう
- 査定金額から売却するかを判断する
- 売却するのに必要な書類を用意する
- 売却する車を引き取ってもらう
- 売却したお金を受け取る
これまで車を保管・売却するメリット・デメリットについて解説しました。
ここからは、車を売却する際の流れについて紹介します。
買取業者に査定をしてもらう
まずは、インターネットなどから買取業者に査定見積りを依頼します。
必要事項を入力し、申し込みが完了すると買取業者からおおよその査定金額を提示してくれる場合もあります。
実際の査定金額は実車を見ての判断となりますので、買取業者へ訪問する日時を決めて、持っていくようにしましょう。
査定金額から売却するかを判断する
査定はおおよそ30分ほどで完了します。
車の車種、年式、走行距離、外観や内装の状態などが考慮され、その結果に基づいて売却価格が提示されます。
査定金額が提示されたら、金額を見て売却するかどうかを決めましょう。
金額に納得がいかない場合は、他の業者へ再度依頼するか、保管するなど他の選択肢から決める必要があります。
売却するのに必要な書類を用意する
売却を決めたら、買取業者の指示に従って必要書類を揃えていきます。
- 車検証
- 住民票
- 印鑑登録証明書
- 実印
- 自賠責保険証
- 自動車税納税証明書
正確には買取業者から必要書類の連絡がありますので、それに従い書類を用意して渡すようにしましょう。
売却する車を引き取ってもらう
書類を渡し、手続きが完了したら車の引き渡しになります。
たいていの場合は買取業者へ持ち込んで、書類と同時に引き渡しを行う場合が多いですが、自宅まで引き取りに来てくれる買取業車もあります。
コンソールの中やシート・フロアマットの下などに忘れ物がないか、よくチェックしてから引き渡すようにしましょう。
売却したお金を受け取る
引き渡し後、買取業者から振り込み日時の連絡があります。
たいていの場合は売却から2〜3日後が一般的で、銀行への振り込みとなります。
現金での引き渡しも可能ですが、防犯上あまりおすすめできません。
おすすめの車買取業者
- カーネクスト
- 楽天Car車買取
- JCM
車を売却する際、安心できる買取業者を選ぶことが大切です。
とは言っても、車の買取業車はたくさんあるので悩んでしまいますよね。
ここからは、はじめての方でも安心して利用できるおすすめの車買取業者を3つ紹介します。
カーネクスト
引用:カーネクスト
ポイント
・来店不要、電話一本で査定から契約が可能
・どんな車も0円以上買取保証
・全国引き取り・手続き無料
・自動車税の還付金受け取りが可能(軽自動車以外)
カーネクストは年間の取り扱い件数が10万件以上の買取業者です。
10年落ち、10万km以上でも大歓迎となっていますので、距離数が多い車を売却したい方にもおすすめです。
顧客満足度も95%と高く、はじめての方でも安心して利用できます。
» 電話一本で無料査定・高価格買取【カーネクスト】
楽天Car車買取
引用:楽天Car車買取
ポイント
・オンラインオークションで高額落札が可能
・申し込み後、電話と車の検査は一度だけなので簡単
・中間コストカットで高値買収を実現
・車売却で楽天ポイントも貯まる
楽天Car車買取はオークション形式で車を売却できるサービスです。
2,000社以上の車買取業者が加盟しており、売買金額を競争させた中から最高落札額を提示してくれます。
また、一般の買取業者では中間コストが買取価格を低下させてしまいますが、楽天Car車買取では中間業者を省いて大幅なコストカットを実現しているため、高値買収を実現できています。
希望金額に到達しなかった場合はキャンセルできるため、安心して利用することができます。
» WEBで完結!まずはかんたん申し込み【楽天Car車買取】
JCM
引用:JCM
ポイント
・海外赴任専門の車買取業者
・出国当日に空港での引き渡しが可能
・全国どこでも無料で出張査定が可能
・自動車税の還付金が受け取れる
JCMは海外赴任専門の車買取業者です。
出国ギリギリまで車に乗ることができ、出国当日に空港へ取りに来てくれるため、安心して最後まで乗ることができます。
買取金額は出国予定日(車を引き渡す予定日)の約1ヶ月前から確定させることができ、車の状態が変わらない限り買取金額が変わることもありません。
家族帯同で後から家族が渡航する際など、最後まで車を乗りたい方などにおすすめの車買取業者です。
» 海外赴任時の車買取はJCM
よくある質問
Q: 査定から売却完了まで期間はどれぐらい?
A:一般的には3日から最長1ヶ月ほどで売却できます。
買取業者の手続きのスピードや時期によっても変わります。
必要書類がそろっていれば手続きはスムーズに進みますが、予期せぬトラブルに対応できるよう、ある程度余裕を持って進めた方が良いでしょう。
Q: 海外赴任後でも車は売却できるの?
A:可能ですが、日本にいる時よりも手続きが面倒になります。
海外赴任では住民票を抜いている場合が多いかと思いますが、その場合は赴任国の日本大使館もしくは領事館で手続きが必要です。
赴任後に車を売却する場合は時間も費用もかかってしまうため、あまりおすすめできません。
できるかぎり日本にいる頃に売却するようにしましょう。
Q: 売却したら任意保険は解約するべき?
A: 解約するべきです。
車を売却すると所有権が移るため、任意保険の対象とならなくなります。
また、帰国後に車に乗る場合は保険会社へお願いして中断証明書を申請しておけば、解約前の保険の等級などを引き継ぐことができます。(有効期間10年)
詳しくは任意保険を契約してる保険会社へ問い合わせてみてください。
まとめ
今回は海外赴任時の車の扱いについてまとめました。
海外赴任が決まった際に、車を保管するべきか・売却すべきかについてはそれぞれメリット・デメリットがあります。
赴任期間や家庭の状況・維持費などから、車の取り扱いを決めると良いでしょう。
海外赴任の準備・やるべきことについては以下の記事でも詳しく解説しています。
もし良かったら参考にしてみてください。
【保存版】海外赴任が決まった!駐在までの準備期間・やるべきことを現役駐在員が徹底解説!
海外赴任が決まったけど、何から準備したらいいのか分からない、というかは多いです。この記事では、海外赴任前から出発まで、また現地に到着してから準備すべきことについて具体的に解説します。これから海外赴任を予定している方、将来的に海外で働きたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください 。
この記事が海外赴任でお悩みの方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
Have a great day!
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あなたは海外駐在員と聞くと、どんなイメージがありますか? 海外駐在員は会社の勝ち組・エリート的な存在として見られています。 この記事では、海外駐在員がエリートと呼ばれる理由、海外駐在員になるためのステップなどについて解説します。 海外駐在を予定している方、将来的に海外駐在員として働きたい方はぜひ参考にして下さい。